毎年7月は、“社会を明るくする運動”の強調月間です。本年度も、運動を広めるための様々な活動が各地で実施されました。今回は、日野町推進委員会が実施した活動について御紹介します。
~啓発活動~
強調月間当初の7月3日には、4年ぶりに街頭啓発活動が実施されました。駅前や大型スーパー前など町内10か所で啓発物品の配布を行い、子どもから大人まで、様々な年代の方に運動の周知を図りました。
また、7月1日から7月31日の強調月間中、のぼり旗の設置、ポスターの掲示なども行われました。のぼり旗は勤労福祉会館、国道沿い、公民館などに設置、ポスターは小中学校、少年センター、役場、大型スーパーなどに掲示され、町民の皆さまに目を留めていただくことができました。
さらに、フレンドマート日野店に協力いただき、「青少年の非行・被害防止滋賀県強調月間」と合同で、強調月間中の特設コーナーが設置されました。啓発資材の設置や、店内放送による広報のほか、七夕に合わせて「子どもたちのすこやかな未来のための願いごと」の短冊を募集して笹に飾るなど、この季節ならではの取り組みが実施されました。
このほか、“社会を明るくする運動”日野大会に向けたオリジナルチラシも作成されました。チラシは全戸配布され、運動について広く知っていただく機会となりました。
~“社会を明るくする運動”日野大会~
7月7日には、こちらも4年ぶりに「“社会を明るくする運動”日野大会」が開催され、約100名の方が参加されました。大会では、会場表にある看板を本運動のシンボルカラーである黄色にライトアップし、来場者の方をお迎えしました。
大会のプログラムとしては、犯罪や非行のない社会の実現に向けた国から地方への橋渡しという意味で、日野町副推進委員長である東川保護司から、堀江町長への内閣総理大臣メッセージの伝達が行われました。また、更生保護女性会の方々によるミュージックベルの演奏も行われ、息の合った演奏を披露していただきました。
このほか、NPO法人四つ葉のクローバーの理事長、杉山真智子さんをお招きし、「子どもたちの心の声を聴く~虐待や貧困の中で育った子どもたちの支援現場より~」という表題で講演を行っていただきました。現場からの生の声ということで、参加者の皆さんも熱心に聴き入っておられました。
~ミニ集会(更生保護女性会共催)~
その他の取り組みとして、更生保護女性会との共催で、地区ごとにミニ集会が開催されました。保護司会、更生保護女性会、民生委員児童委員、各小学校関係者などが参加され、少人数のグループに分かれて事例検討を行いました。