近江八幡保護区omihachiman

近江八幡保護区(近江八幡市・竜王町)omihachiman

1.地区紹介

滋賀県の南東部に位置する当保護区には、36名の保護司が活動をしています。地区は、近江八幡市と隣町の竜王町で構成され、人口は約94,000人で歴史的にも地勢的にも、さらには地区住民の伝統的風土からしても、まとまりのある保護区といえます。

地区の歴史で、現在もなお影響を及ぼしているものに、「三方よし」の精神があり、「知育・徳育・体育」を教育の基本にした伝統は今も承継されています。
また、テレビや、映画の中によく出てくる「八幡堀」は、滋賀ロケーションオフィスが誘致しており、歴史的なものとして安土城や織田信長で有名なことは、みなさんがご存じのとおりです。

2.事業概要

保護区では、総務、研修、地域活動と協力組織の4部会を設けて、円滑な活動を推進する他、三役・部会長合同会議、理事会等を開催して、重要事項の協議を行っています。

研修会は年に6回開催しています。区分としては定例研修会と自主研修会、県内外の矯正施設等の視察研修会がありますが、令和2年度はコロナ禍の影響で、県外研修は実施できませんでした。

7月の社会を明るくする運動では、ZTVでの啓発映像の放映や啓発旗の掲揚、各自治会・小中学校等へのチラシの配付などを実施しています。
加えて、例年は標語と作文コンテストを市内の小中学生を対象に募集し、そのうち優秀作品を選抜し、推進委員会主催の更生保護大会において表彰、優秀作品の発表会をしていますが、今回はコロナ禍の影響で更生保護大会自体の実施ができませんでした。

広報紙は、年間4回(うち1回は社明運動特集号)発行しており、市・町内の関係機関に配布するとともに、コミュニティセンター・公民館等の公共施設にも配置して保護司の仕事をお知らせしているところです。

市内小中学校とは、挨拶運動を7月の社明運動月間及び夏休み明け、冬休み明け、また一部の中学校では毎月1回実施しています。さらには他の関係機関と一緒に各小中学校との懇談会を行っています。また、保護区内の公立5中学校とは、年1回、それぞれ意見交流会を行い、授業参観なども実施しています。 更生保護サポートセンターは、平成31年1月に安土支所内に開設することができ、運営については、年末年始を除く平日に1~3名の保護司が交替で駐在しています。

令和3年度の目指すものとしては、誰もが主役となれるような働く場・活躍する場の整備事業を考えているところです。

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