甲賀保護区koka

甲賀保護区(甲賀市・湖南市)koka

1.地区紹介

県の南部に位置する当保護区は、平成の大合併で甲賀郡内の7町のうち5町が甲賀市に、2町が湖南市となりました。また、人口は2市合わせて約145,000人が居住しており、担当保護司は48名となっています。保護区は天保一揆の団結や野洲川流域など、歴史的にも地勢的にも、さらには住民の伝統的風土からも、2市になったとはいえ甲賀保護区としては、まとまりのある地域だといえます。

観光地としては重要文化財に指定されている神社仏閣や、小堀遠州が作ったといわれる庭園の大池寺などがあります。さらには忍の里「甲賀流忍術屋敷」、焼物の里「信楽焼」や「ウツクシマツ自生地」などの歴史、自然資産が存在しています。

2.事業概要

保護区では、研修、地域活動と協力組織の3部会を設けて円滑な活動を推進するほか、理事会や理事と企画調整保護司との合同会議を開催して、総会議案、事業活動等の重要事項の協議を行っています。
年間通じての研修会は6回開催しており、定例研修会と自主研修会、県内外の矯正施設等の視察研修会があります。

社会を明るくする運動では、7月1日に両市で総理大臣メッセージ伝達式を開催しており、湖南市では伝達式に引き続き講演会を開催し関係者の意識を高めています。その後、両市では桃太郎旗の設置や、ポスター掲示などの啓発活動に取り組んでいます。また、街頭啓発として商業施設において、中学生・高校生の協力を得て、市長をはじめ市職員、更生保護女性会員とともに啓発資材などを配布しています。

また、作文コンテストは、市内の小中学生を対象に募集し、応募作品数は500点以上あり、県に推薦した作品が特選になっています。さらに標語は、管内4中学校に募集依頼し、応募作品数は100点以上あり、優秀作品をポスター印刷のうえ管内公共機関等に掲示し意識啓発を図っています。

広報誌は8,600部印刷して回覧し、学生の保護者に配付するとともに、公民館等の公共施設にも配置して保護司の仕事をお知らせしているところです。

市内小中学校との連携ということでは、学校訪問を年1回開催して、各小中学校長との懇談会も行っています。
甲賀保護区では、平成25年6月に県下で3番目のサポートセンターが水口中央公民館内に開設しており、月曜日から金曜日まで保護司が交替で駐在し、みなさんのお越しを待っております。

 

pagetop