投稿者: kouseihogo
毎年7月は、“社会を明るくする運動”の強調月間です。本年度も、運動を広めるための様々な活動が各地で実施されました。今回は、近江八幡地区推進委員会が実施した活動について御紹介します。
近江八幡市では、「犯罪や非行を防止し立ち直りを支える地域のチカラ」をテーマに、2023年度近江八幡保護区更生保護大会が、7月23日(日)午後1時から近江八幡市鷹飼町の県立男女共同参画センターのホールで開催されました。
この大会は、“社会を明るくする運動”のメイン行事として、同運動実施委員会(会長 小西理近江八幡市長)と近江八幡保護区保護司会(会長 岡谷貞佳保護司)の共催で毎年、同運動の強調月間である7月に実施されています。保護司をはじめ、近江八幡市、竜王町の更生保護女性会員、民生委員、青少年健全育成市民(町民)会議役員、自治会・まちづくり協議会役員、行政関係者、教職員など、あわせて約250人が出席のうえで開催されました。
大会は2部構成で行われました。第1部では、西田副会長や岡谷保護司会長らのあいさつのあと、“社会を明るくする運動”の一環で、近江八幡市、竜王町の小・中学校を通じて児童生徒に応募を呼びかけた標語(中学生)、作文(小学生・中学生)の入賞者の発表、表彰式が行われました。続いて作文の部の最優秀賞の作品の発表が小・中学校受賞者各1名(北里小学校6年生 田中竣(たなかしゅん)さん、「本当のやさしさ」、近江兄弟社中学校2年生 箕浦摘記(みのうらつむぎ)さん、「いじめ」)により行われました。なお、応募者総数は、標語の部が750人、作文の部が2305人でした。
第2部は、「生きづらさのない明るい地域社会をめざして」をテーマとした、滋賀KANAMEプロジェクト研修会が行われ、元法務省保護局長で現在NPO法人日本BBS連盟会長を務める今福章二さんの「人と人が支え合う地域づくり~更生保護と地域連携」と題しての講話と吉本興業所属のシンクタンクによる漫才が行われました。
毎年7月は、“社会を明るくする運動”の強調月間です。本年度も、運動を広めるための様々な活動が各地で実施されました。今回は、日野町推進委員会が実施した活動について御紹介します。
~啓発活動~
強調月間当初の7月3日には、4年ぶりに街頭啓発活動が実施されました。駅前や大型スーパー前など町内10か所で啓発物品の配布を行い、子どもから大人まで、様々な年代の方に運動の周知を図りました。
また、7月1日から7月31日の強調月間中、のぼり旗の設置、ポスターの掲示なども行われました。のぼり旗は勤労福祉会館、国道沿い、公民館などに設置、ポスターは小中学校、少年センター、役場、大型スーパーなどに掲示され、町民の皆さまに目を留めていただくことができました。
さらに、フレンドマート日野店に協力いただき、「青少年の非行・被害防止滋賀県強調月間」と合同で、強調月間中の特設コーナーが設置されました。啓発資材の設置や、店内放送による広報のほか、七夕に合わせて「子どもたちのすこやかな未来のための願いごと」の短冊を募集して笹に飾るなど、この季節ならではの取り組みが実施されました。
このほか、“社会を明るくする運動”日野大会に向けたオリジナルチラシも作成されました。チラシは全戸配布され、運動について広く知っていただく機会となりました。
~“社会を明るくする運動”日野大会~
7月7日には、こちらも4年ぶりに「“社会を明るくする運動”日野大会」が開催され、約100名の方が参加されました。大会では、会場表にある看板を本運動のシンボルカラーである黄色にライトアップし、来場者の方をお迎えしました。
大会のプログラムとしては、犯罪や非行のない社会の実現に向けた国から地方への橋渡しという意味で、日野町副推進委員長である東川保護司から、堀江町長への内閣総理大臣メッセージの伝達が行われました。また、更生保護女性会の方々によるミュージックベルの演奏も行われ、息の合った演奏を披露していただきました。
このほか、NPO法人四つ葉のクローバーの理事長、杉山真智子さんをお招きし、「子どもたちの心の声を聴く~虐待や貧困の中で育った子どもたちの支援現場より~」という表題で講演を行っていただきました。現場からの生の声ということで、参加者の皆さんも熱心に聴き入っておられました。
~ミニ集会(更生保護女性会共催)~
その他の取り組みとして、更生保護女性会との共催で、地区ごとにミニ集会が開催されました。保護司会、更生保護女性会、民生委員児童委員、各小学校関係者などが参加され、少人数のグループに分かれて事例検討を行いました。